会長挨拶
 
白土正治 令和五年 元旦
岩手県人連合会会長
白土 正治

新年のご挨拶

 謹んで新年のお祝いを申し上げます。
 昨年は、ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮の弾道ミサイルが故郷上空を通過する危険、線状降水帯豪雨による自然災害の多発、為替変動など国内外においても大変厳しい年でした。
 また個人的にもコロナ感染者数の変動報道が日常的になり、ふるさとへの往来が一歩遠のいてしまう状況でありました。
 そのような厳しい社会情勢の中ではありましたが、本会は会則改定案を作成し、幹事会で承認を受け、岩手県人連合会規定集を完成させました。
 また、3年振りに感染対策を徹底するとともに人数制限を設けて「第48回県人の集い」を東天紅上野店で開催しました。久方ぶりに地元選出の国会議員、県・各市町村代表者のご臨席を賜り、会員間の交流を深める事ができました。5月と11月には計画通り日本赤十字献血奉仕活動を実施しました。
 本会の“平常の努力目標”は、第9回総会で10項目を掲げております。その中でも、「郷土愛に根ざした会員の親睦と交流」「県産品の愛用と販路拡大に協力」「ふるさと『岩手』をPRし観光客を送り込む」「ふるさと市町村の文化事業など活性化に協力」「郷土の災害には救援の手を差しのべる」「県出身者の人材育成とUターンに協力」の6項目は特に尽力して参りますのでご理解、ご協力をお願いいたします。
 本年の計画は2月県人連合会「新春の懇親会」、6月「第49回県人の集い」、春と秋の日本赤十字献血奉仕活動、そのほかにも会員の交流活動が推進されるように努めて参ります。
 岩手県内では6月4日に第73回全国植樹祭が49年ぶりに開催されます。2011年3月の東日本大震災津波の犠牲者への追悼と鎮魂、復興に対する後世への伝承発信のため設置された「奇跡の一本松」が残った高田松原津波復興祈念公園にて執り行われる予定です。
 また、3月開催予定の2023WBC日本代表として、我らの誇る大谷翔平・佐々木朗希 両選手が選考され活躍が期待されます。偉業を成し遂げた彼らの輝かしい飛躍を期待しつつ、皆様におかれましても健やかな年となるようご祈念いたしますとともに、更なるご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げ挨拶といたします。

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