会長挨拶
 
白土正治 令和七年 元旦
岩手県人連合会
会長 白土正治

新年のご挨拶
精励恪勤


 謹んで年頭のご祝福を申し上げます。
 会員の皆様方におかれましては、日頃より本会の活動にご理解・ご協力を賜りありがとうございます。本年も変わらぬお力添えをお願いいたします。

 当会は昨年6月創立50周年を迎え、記念総会県人の集いを開催いたしました。滞りなく開催できましたのも、ひとえに会員の皆様をはじめ関係各位のご尽力の賜物と感謝申し上げます。

 昨年は、元日早々に発生した「能登半島地震」により、とても痛ましい出来事からのスタートとなった年でした。さらに追い打ちをかけるかのように9月21日の台風から変わった低気圧の影響により、多くの方々が悲惨な状況のもと不自由な日々を送っていらっしゃる映像を目にしては心を痛めておりました。東日本大震災のおり石川県から頂いた暖かな支援に感謝し、一刻も早い復旧・復興を願い、3月13日に本会より石川県東京事務所に義援金(276,490 円)を寄贈しました。今後も微力ながらも支援活動に努めて参る所存です。

 一方、明るいニュースもありました。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が 2024 ノーベル平和賞を受賞しました。昨年一番の朗報でした。ロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮の核ミサイル開発が進行する中、核なき世界に向けた受賞に大変感激いたしました。

 また、大谷翔平選手がロサンゼルスドジャースへ移籍後、彼の悲願でもあるワールドシリーズチャンピオンを達成でき、国内でも連日放映され楽しませてもらいました。素晴らしい結果を残し、「50-50」という流行語も生みだしました。本年は3月18日~19日にメジャーリーグの開幕戦が、日本での開催を予定しております。また大いに楽しませてくれることと、期待に胸が躍っております。

 広く世界全体が地球温暖化の影響により各地に異常気象が発生し、国内でも猛暑日・夏日が長く続き、さらに線状降水帯の発生により漁業・農業など第一次産業に大打撃を及ぼしました。本年は自然に愛される年であるよう祈念いたします。

 本年の大きな予定としまして、会員相互の親睦と交流を目的に2月2日(日)「新春懇親会」 6月8日(日)「県人の集い」の開催を計画しております。皆様お誘い合わせのうえご参加ください。平成13年から活動した「日本赤十字献血街頭支援活動」と、パンデミックで中止した「県人会ゴルフ競技大会」の開催、新たに会員の健康増進を目的とした「ハイキング同好会」の結成等、多くの活動を検討しております。

 本年も部員一同、会員皆様の親睦と「ふるさと岩手」の向上発展に努めて参る所存です。
 どうぞ今後とも県人連合会に対する皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 皆様にとりまして本年が幸多き年でありますよう、お祈り申し上げ年頭の挨拶といたします。
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