令和2年は岩手県人連合会献血奉仕活動40回目の節目の年でしたが、新年早々の1月16日に日本でも新型コロナウイルス感染者が検出され、その後、日を増すごとに感染者が急増して、4月16日には緊急事態宣言が全国に拡大されました。
感染拡大の状況を考慮し春期献血奉仕活動は中止を決定しましたが、状況が落ち着き5月25日に緊急事態宣言を解除するとの決定があり、日本赤十字社が5月24日に池袋東口で実施する献血活動に、文化部を中心とする5名で参加して、感染状況下での安全な活動要領を検討するとともに、検討した要領に基づきお手伝いをしました。
秋季献血奉仕活動は、感染状況がやや落ち着き「GoToトラベル」に東京発着も加わった状況の中で、11月8日に池袋東口で行いました。春に検討した感染防止策にさらに検討を加え、活動参加者の時間分け、フェイスシールドの準備、アルコール消毒等を実施して、声を出しての呼びかけ禁止、ティッシュペーパーの手渡し禁止など、感染防止策を講じて活動しました。
コロナ禍で献血協力者が減少している状況を承知しているためか、多くの献血協力者が訪れ、特に初めて献血に協力するという方が19名という記録に、日本赤十字社の方から驚きと感謝の言葉がありました。献血協力者の皆様には岩手の名産品をプレゼントさせていただきました。
令和3年春季は5月23日(日)に池袋駅東口において行なう予定です。献血奉仕活動へのご協力をよろしくお願い申し上げます。
(文化部 小林 満)
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